■ 中村悠一&櫻井孝宏が登壇。「虐殺器官」舞台挨拶レポート

2月3日に封切られた映画「虐殺器官」の公開2日目にクラヴィス・シェパード役の中村悠一さん、ジョン・ポール役の櫻井孝宏さんら出演者による舞台挨拶がTOHOシネマズ日本橋で行われ、映画の見どころなどが語られた。


中村悠一(クラヴィス・シェパード役)さん

ついに公開を迎えて、いかがですか
楽しみにしていたみなさんを長くお待たせしてしまいましたが、僕自身、早く見たかったし、劇場で見られるのが楽しみでした。昨日の初日に劇場に行こうかと思ったのですが、さすがに、初日に出ているヤツが劇場にいるのはどうだろうと思いまして、止めました(笑)。

自身が演じたクラヴィスについて
職業は軍人ですが、彼も親友も舞台のメンバーも、一般的で現実的、ニュートラルな人たちです。映画を見ている人たちと同じ感覚を持つ人物だと思います。(櫻井さんが演じる)ジョン・ポールという人物に対し、単に任務として捕える対象としてだけでなく、(それがいいか悪いかはともかく)彼に惹かれていくところが、クラヴィスにはあると思います。彼にどう影響を受けていくのかが、『虐殺器官』というストーリーの"肝"になっています。

この作品を一言で表現するとしたら?
最初に原作を読んで思ったのは「死」でした。死ぬことに対する思い、死生観…映画の中でもいろんな人が死に、それぞれに死に方があります。これはマイナスなことばかりじゃなく"死に対する考え方"が描かれてるんじゃないかと思うんです。僕自身、両親や友人など、近しい人を失ったことがなく、まだ死に対してボンヤリしている所もあるのですが、僕が演じたクラヴィスは、任務にあって「死」に、まさに向き合っているんです。

櫻井孝宏 (ジョン・ポール役)さん

ついに公開を迎えて、いかがですか
いろんなことがあったので、無事に公開し、ここに立てて、僕たち以上にホッとしている人もいると思いますが(笑)。アフレコは一昨年でしたので、感慨深いですね。大勢で見るのが映画館の醍醐味なので、ぜひ楽しんで見ていただきたいです。

自身が演じたジョン・ポールについて
見終わった皆さんの感想や印象が、このキャラクターについてそれぞれバラバラになるんじゃないかと思います。劇中で"虐殺の王"と言われる謎の男で、その肩書から危険人物のように感じられるかもしれませんが、本質的に訴える、考えさせられる部分を担っています。僕も未だに「こういう人です」と端的に言えない多面性を持っている人物です。深読みすることもできるし、その言葉通りに受け取ることもできるキャラクターですね。

この作品を一言で表現するとしたら?
シリアスな言葉で表現しようと思っちゃうかもしれないけど、「本音」とかだったりするのでしょうか。頭の中で思っても、言わない言葉ってありますよね。そういう「本音」が見え隠れしている。それは、もしかしたら伊藤計劃先生の「本音」もあるのかもしれませんね。

■「虐殺器官」ストーリー
テロの脅威にさらされ続けたアメリカは、その恐怖に対抗すべく徹底した情報管理システムを構築していた。一方、アメリカ以外の世界各地では紛争の激化が続いていた。世界の紛争地を飛び回る米軍特殊部隊クラヴィス・シェパード大尉に、謎のアメリカ人の追跡ミッションが下る。その男「ジョン・ポール」は、紛争の予兆とともに現れ、その紛争が泥沼化するとともに忽然と姿を消してしまう。かつて有能な元言語学者だった彼が、その地で何をしていたのか。アメリカ政府の追求をかわし、彼が企てていたこととは……? ジョンがチェコに潜伏しているという情報を元にクラヴィスは追跡行動を開始。チェコにはかつてジョンと関係のあった女性ルツィアがいた。「虐殺の王」と呼ばれるジョンの目的はいったい何なのか……。クラヴィスはジョンから驚くべき真実を聞かされる。

(C)Project Itoh / GENOCIDAL ORGAN
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