■ 「BLAME!」初日挨拶の櫻井孝宏、早見沙織、洲崎綾らのコメント

5月20日に公開開始された「BLAME!」の初日露舞台挨拶が新宿ピカデリー スクリーン1で行われた。櫻井孝宏さん(霧亥役)、早見沙織さん(サナカン役)、洲崎綾さん(タエ役)、瀬下寛之監督、吉平"Tady"直弘副監督が登壇してのトークが行われた。コメントを紹介する。


櫻井孝宏さん(霧亥役)コメント
無事に公開を迎えることができて嬉しいです。本当にその一言に尽きます。どういう映像になるか? ずっと完成を楽しみにしてましたが、ようやく大きなスクリーンで見られる時が来て、しかもこれだけ多くの方に足を運んでいただき、ご覧いただけてニヤニヤ笑みがこぼれます(笑)。

プレスコで、映像制作前の画がない状態で音声を収録して。
行動やアクションを伴うシーンは、みんなでディスカッションしながら作りました。走っているならどんなペースでどんな気持ちなのか? 止まって振り返るなら何歩で止まるのか? みんなで話しながら、ト書きを頼りに、両監督からの指示を聞きながらやっていました。

作品の魅力。
「ハードSF」という言葉に対し、縁遠い、とっつきにくいイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、そこにこそ、この作品の面白さあると思います。人間ドラマも描かれていて、クールな冷たい世界で生きている人々のドラマでもあり、ぬくもりや体温がちゃんと伝わると思います。CGアニメーション映画の面白さが詰まった作品になっています。

早見沙織さん(サナカン役)コメント
公開を迎えて。
(櫻井さんと同様に)私もニヤニヤしてます(笑)。「BLAME!」って劇場の大きなスクリーンで、大迫力と素敵な音で見ていただくのにピッタリの作品だと思います。どのように感じていただけるか? ニヤニヤドキドキしてます。

プレスコで、映像制作前の画がない状態で音声を収録して。
セリフがひとつで、ト書きがバーッと書かれているのが4ページ続いたりとかもありました(笑)。プレスコだと会話のテンポ、雰囲気が大事で、その場の空気感でしか生まれないものが出てくるけど、サナカンは難しいセリフが多いし、テンポよく掛け合うキャラじゃないんですね。逆に、ひとりの空間を確立することに意識を向けていました。

女性の視点で霧亥をどう見たか?
私(サナカン)は、霧亥とは拳で語り合ってるんです。きっとですが、わりと無口な人って、モノローグでいっぱい考えてるんだと思いました。(無口な姿に)想像力かきたてられます。

作品の魅力について。
サナカンという役に臨んだ時、それまで無機質だと思ってたんですが、演じれば演じるほど、生命を感じ、有機的なもの感じる瞬間がありました。「こんなところも!?」という部分、0.0001秒のコマまで愛情込めて作られている作品です!

洲崎綾さん(タエ役)コメント
公開を迎えて。
(櫻井さんが)隣でニヤニヤしてるけど、私は内心でニヤニヤしてます。これだけ多くの方が来てくださってホッとしちゃいます。期待以上のものがギュッと詰まってる作品になっていると思います!

プレスコで、映像制作前の画がない状態で音声を収録して。
画がない分、距離感を掴むため、通常よりも耳を大きくして、他の役者さんの声を注意深く聞くようにしていました。

女性目線で本作の見どころ。
全部ですが、SFを見るのが初めての方もいらっしゃいますか? SFをあまり見たことなくても入りやすい作品になっていると思います。物語も難しくなくシンプルで、でも動きがカッコよく、映像と音響が迫力あって、間口の広い作品です。カッコイイ役も多いです。主人公があんまりしゃべんないけど(笑)、人情味あふれる作品だと思います。

無口な主人公・霧亥について。
霧亥が無口な分、音楽がすごくカッコよくて、劇伴がしゃべってくれてると思います。

作品について。
アフレコの台本でさえ、たくさんのト書きがあり、状況がしっかりと書き込まれていたので、おそらく映像には、さらに膨大な量の解釈があり、スタッフさんの意識の共有があって、今日という日を迎えられたんだなと思います。映像も音響も最高峰と思いながら完成した映画を見てました。期待以上のものをご覧いただけると思います!

▼吉平"Tady"直弘副監督コメント
公開を迎えて。
スタッフの情熱が詰まった作品をやっとお披露目できるのが嬉しくドキドキしてます。

プレスこの模様を見て。
(声を聴きながら)目を閉じると(画がなくとも)キャラクターが動いてて、興奮しました。

音響効果のすごさについて。
スクリーンに映ってないところに関しても、後ろから音が聞こえてきます。

作品について。
「マッドマックス」のような爽快で派手なアクションもあり、普遍性を持った人間ドラマでもあると思います!

▼瀬下寛之監督コメント
公開を迎えて。またフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭 2017、デンマークのヴィボー・アニメーションフェスティバル 2017など海外の映画祭への招待について。
名誉どころの騒ぎじゃないです! ありがたくて、まだ受け止めきれていません。夢かも(笑)。メンタルが弱いので、(海外での評価は)あまり考えず…。今日、来てくださってるお客様に少しでも楽しんでいただけたらと思っています。「がっかりされたら…?」と昨日は眠れなかったんです。

プレスコの様子について。
舞台演劇のリハーサルのようでしたね。サナカン役の早見さんは役への入り込み方がすごくて、場面を完全に支配してました! 見ていただくと、目に焼き付くと思います。

無口な主人公・霧亥について。
霧亥はずっと喋っていないんです、おそらく数百年くらい…。だから「この単語でよかったのか?」という感じで演技してもらっています。(言葉に出さないけど)頭の中の吹き出しはきっと多いんですよね。

音楽の素晴らしさについて。
主人公は喋んないし、他のみんなはスタンドプレーばかり(笑)。音楽がみんなの感情をつないでると思います。

駆除系の造形について。
友達になれない感じを意識しました。対話不能な感じ(笑)。リスやネズミといった哺乳類ではなく虫のような感じを意識しました。

作品について。
スタッフがみんな、前のめりになって大事に作った作品です、ぜひ何度も繰り返し"体験"していただければ嬉しいです。

■劇場アニメ「BLAME!」とは
「アフタヌーン」にて1997年から2003年に連載され、「シドニアの騎士」で第39回講談社漫画賞を受賞した弐瓶勉先生のデビュー作のアニメ化。


テクノロジーが暴走した未来。
人類の希望は孤独な旅人に託された――


過去の「感染」よって、正常な機能を失い無秩序に、そして無限に増殖する巨大な階層都市。
都市コントロールへのアクセス権を失った人類は、防衛システム「セーフガード」に駆除・抹殺される存在へと成り下がってしまっていた。 都市の片隅でかろうじて生き延びていた「電基漁師」の村人たちも、セーフガードの脅威と慢性的な食糧不足により、絶滅寸前の危機に瀕してしまう。 少女・づるは、村を救おうと食糧を求め旅に出るが、あっという間に「監視塔」に検知され、セーフガードの一群に襲われる。 仲間を殺され、退路を断たれたその時現れたのは、"この世界を正常化する鍵"と言われている「ネット端末遺伝子」を求める探索者・霧亥(キリイ)であった。



「ネット端末遺伝子」を求める探索者・霧亥役に櫻井孝宏さん、霧亥と行動を共にする科学者・シボ役に花澤香菜さん、絶滅寸前の危機に瀕する村で暮らす少女づる役に雨宮天さん、づると同じ村に住む「電基漁師」のリーダー・おやっさん役に山路和弘さん、おやっさんの右腕で同じく「電基漁師」の捨造役に宮野真守さん、づるの親友で「電基漁師」の少女・タエ役に洲崎綾さん、フサタ役に島﨑信長さん、アツジ役に梶裕貴さん、統治局役に豊崎愛生さんがメインキャストとして発表された。

■配給:クロックワークス
■公開:5月20日(土)より全国公開
■上映時間 :105分

(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局
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