けもフレ2、第6話…
— 粟津 順??『猫企画』2/24名古屋DAF,3/31大須シネマ (@Jun_Awazu) 2019年2月20日
うーん…さすがにこれは首をかしげざるをえないのでは。なんか観終わって呆然としている。
かばんちゃんという第1期を象徴するキャラクターをわざわざ出す必要があったのか疑問。
ラストのカラカルのセリフ、ひどい。いったい何のための再会だったのか。
2期がやろうとしていることは、おそらくは「世代交代」の物語(6話のエンディング曲を改めて聴いてみてそんな気がした)。
— 粟津 順??『猫企画』2/24名古屋DAF,3/31大須シネマ (@Jun_Awazu) 2019年2月20日
動物のフレンズたちが年を取らないように見えるのに対し、ヒトのフレンズであるかばんちゃんは「成長」していたように見えたので、たぶんいつか「死」が待っているのだろう。
かばんちゃんとキュルルが世代交代して入れ替わり、キュルルとサーバルが1期のかばん&サーバルのように旅を続けていく。そして老いたかばんちゃんはやがて死を迎える。サーバルは不死なので、いつかはキュルルも老いて一緒に旅を続けられなくなる。そこへまた現れる「(何人目かの)ヒトのフレンズ」。
— 粟津 順??『猫企画』2/24名古屋DAF,3/31大須シネマ (@Jun_Awazu) 2019年2月20日
…ようはこれって、ゲーム内のキャラクター(=データゆえに不死)とゲームプレイヤー(=生身ゆえに老いるし死ぬ)の暗喩なんだと思う。
— 粟津 順??『猫企画』2/24名古屋DAF,3/31大須シネマ (@Jun_Awazu) 2019年2月20日
ゲーム内キャラからすると、プレイヤーとは一定時間一緒にいるけど、いつかは必ず「さよなら」のときが来て、プレイヤーの記憶を消さなければならなくなる。
そういう意味で、けもフレ2期は大変にメタな視点で作られた物語だと言うことができるかもしれない(その良し悪しはまだ保留にしておくとして…)。
— 粟津 順??『猫企画』2/24名古屋DAF,3/31大須シネマ (@Jun_Awazu) 2019年2月20日
6話ラストのかばんちゃんの「悲しみ」は、死すべき存在のヒトであるわたしたち自身の悲しみでもあるのだ(…と、ひとまずは言うこともできる)。
2期をもし好意的に捉えるならば、「老い」や「死」(そしてビーストという存在が暗示する「疎外」や「差別」などの問題…)とヒトはどう向き合い(精神的に)どう乗り越えていくべきかを問う作品、…ということになる(かもしれない)。
— 粟津 順??『猫企画』2/24名古屋DAF,3/31大須シネマ (@Jun_Awazu) 2019年2月20日
わたしの想像力の暴走でしかないのだけど、7話から最終話までに「さらに年をとった(別個体の)かばんちゃん」や「(更に別個体の)かばんちゃんのお墓」や「フレンズの記憶を消去するシステム」、さらには「パークを管理する『運営者』なる存在」などが登場したら、2期は名作になり得ると思う。
— 粟津 順??『猫企画』2/24名古屋DAF,3/31大須シネマ (@Jun_Awazu) 2019年2月20日
1時間かけて「けもフレ2」について考えてきたわけだけど、一番最初の感情的なツイートとは逆に今では「けもフレ2はじつはすごく良くできた物語なのでは…?」と思い始めている自分に気づき少し驚いている。
— 粟津 順??『猫企画』2/24名古屋DAF,3/31大須シネマ (@Jun_Awazu) 2019年2月20日
ただし、現在のわたしは大変眠くて頭が働かないということを付言しておく。#けものフレンズ2