■ 声優・白土麻子の連載コラム 第4回「声優と舞台について」


皆様こんにちは。今回で4回目です。最近めっきり雨が増えましたね? 五月晴れはどこへ行ってしまったのやら。。。そろそろ本格的にやってくるであろう梅雨に備えて、新しいレインブーツを買いたい今日この頃です。

さて、まずは前回書いた通り、擦りむいた腕に使った初めてのキズパワーパッド! その効果について、さっそくご報告をば!!

何を言ってるのかわからないぞ! という方は前回のコラムをご参照くださいまし☆ 聞くところによれば、キズパワーパッドって私の周りでは結構なじみ深いものになっているようで、最近使い始めた私は、だいぶ文明に置いてけぼりをくらっているようです。周囲に話を聞くと「今さら?」という感じらしいですが…それでも報告するったらするんです。めげるものか、はっはっは。

個人的には、ディモールト(すごく)効果ばっちりです! さらに防水性にも優れているので、つけたままお風呂に入ってもべろべろになりませんし、貼っていると不思議と傷の痛みも和らぎます。

傷口もきれいに塞がったので、小さい子も含めてオススメしたいです。ただ、通常の絆創膏とは取り扱い方が違う部分があるので、説明書を読んでから使った方がいいと思います。あ! もちろん、ケガはしないに越したことはないので、普段からお気をつけを☆

ちなみにキズパワーパッド貼る時に、「ホイミ」とか、「ゴールドエクスペリエンス!」とか呟いていたのは、私とこれを読んでいるあなただけの秘密です。やったことある人は絶対いますよね!? 求ム! 同志!


ぴゃー!テンション上がり過ぎてすっかり長くなってますね! 今回は『舞台』のお話をしたいと思います。

声優が舞台と言うと、中には「ちょっと畑が違うのでは…?」と、思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かに私たち声優は、アニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーションなど…基本的には皆様の前に顔を出さず、役の表情や心情、仕草、距離感などを全て『声』だけで表現します。

もちろん演技をする際、マイク前で、画面の中のキャラクターと同じように動き回ったりすることはできませんし、声をあてる声優同士が、キャラクターと同じ距離にいるとは限りません。そのため、『声』だけで表現するには、役の動きを自分の中でイメージすることが大切なんです。

もし、イメージを全く無視した演技をしてしまうと、「見ている側・聞いている側」に違和感を与えてしまいます。例えば、遠くにいる相手を呼んでいるシーンなのに、とても小さな声で呼びかけたり、走っているシーンなのに、全く呼吸を乱さずによどみなくセリフをしゃべっていたら、不自然に感じますよね? こういうイメージ創りがすごく大事なうえに、とても難しいことなんです。

そんな「見ている側・聞いている側」に違和感を与えない演技をするために、イメージを膨らませていく手段は、それこそ十人十色。様々な方法がありますし、明確な正解がある訳ではありません。

私は、舞台でのお芝居がイメージを膨らませる方法の1つだと考えています。実際に、舞台で『体』を動かして表現してみることで、今まで全く気が付いていなかったことをたくさん発見しました。

また、何度も稽古を重ねていくうちに、役作りをする上で、自分の中で曖昧になっていたり、迷っていたりした事が具体性を持ち始めていくことがありました。舞台での経験は、役作りの視野を広げ、奥行きを与え、深みを与えてくれました。これは、マイク前の演技でも活かされることが多くあると思います。

実際、声優さんの中には劇団出身の方も多くいらっしゃいますし、劇団を自分で立ち上げている方もいらっしゃるんです。声優養成所の授業でも、舞台演技を取り入れているところがたくさんあるんですよ。

舞台は、ナマもの。うまくいかなかったとしても、観に来られたお客様にとっては、その本番一回きり。そんなピンと張りつめた緊張感が好きです。その緊張感が良い方向に働くと、踊りたくなってしまうくらい幸せな気持ちになれます! 逆に、失敗するとめちゃくちゃ凹んじゃいますけどね。。。

でも、良いことも悪いことも含めて今の自分。舞台を通して自らと向き合うことで、自分に足りないものや、自分の良いところ、そして役者として、また一人の人間として、これから何を伸ばしていけばいいのかなど、様々な「発見」と出会うことができます。

舞台出演のたび、台本を覚えるのに悪戦苦闘している私。そんなとき、ドラえもんのアンキパンが欲しくなります。。。おっといやいや、こういう時は道具に頼ってはいけませんね。精進あるのみ! ってなわけで、今回のコラムはここまで☆ ではでは♪(文・イラスト:白土麻子)


白土麻子(しらつちあさこ)
声優・ナレーター。AKATSUKI project所属
出演作品
●ゲーム:Xbox 360「ファントムブレイカー」(紅葉役)
●外国映画:映画「紳士は金髪がお好き」(ローレライ役/マリリン・モンロー)、「百万長者と結婚する方法」(ポーラ役/マリリン・モンロー)
●ナレーション「痛車列伝 ~見よ!このわたしの姿を!~」「痛車列伝 ~痛車は、いま赤く燃えているか!?~」
公式ブログ「食事とご飯」

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