■ はんびじぶる(1) (KCデラックス)

「はんびじぶる」は、世の男性に極めて存在感の薄い美濃輪春菜(15歳・♀)を主人公とした、学園ドタバタコメディー。「女子のゆる~い日常を描いた萌えマンガにしようして失敗!!」と帯にもあるように、いま流行りの「日常」をテーマとしたかったようなのだが、男性から無視されるという設定からして、どこか非日常的であり、ストーリー内で起こる出来事も、突拍子もないものも含まれている。

主人公の美濃輪春菜は、才色兼備の親友・奥本アンナからは「半透明人間」と命名され研究の対象とされている。通学途中の電車で座っているにもかかわらずその存在に気付かれず、お相撲さんが上から座ってきたり、授業中もちゃんといるにもかかわらず、男性教師からは欠席にされてしまうという、ありそうでなさそうな特異なキャラクターだ。

ただし、そんな半透明人間でも男性に注目されるときがある。それは、春菜の恥ずかしさが極限に達したときだ。顔を赤らめ放出される独特のフェロモンが男性の鼻孔を刺激し、男性の目に捕捉される。つまり、見られたくないときにだけ注目されてしまい、それによって意中の人に軽蔑されたりしてしまうのだから、目立つだけ損ということになる。

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