しばた@OHPの「ガンパパ島の零戦少女 1 (1) (アクションコミックス) (アクションコミックス)」レビュー

オレの嫁はパイロット「ガンパパ島の零戦少女」

本書の作者である本そういちは、普段は麻雀漫画など、ハードボイルドな作品を描くことが多い作者さんである。しかしこの人、意外と侮れない萌え力を持っている。その萌え力は、北朝鮮による拉致被害者として知られる横田めぐみさんを萌え萌え美少女として描いて話題を呼んだドキュメンタリーコミック、「めぐみ」でも存分に発揮されていた。そして今回の「ガンパパ島の零戦少女」では、もう完全に割り切って萌え路線に走っている。この作者、ノリノリである。



●少女がトンで気持ちイクなる漫画

本作のストーリーは、一言でいうと「かわいい女の子が零戦に乗って大空を飛ぶ」だ。戦争とかは全然ない、ものすごーく平和な島、ガンパパ島に住む女の子・朝子が、パパからのプレゼントである零戦に乗って飛行を楽しむ。それがこの作品の主題であり、すべてであるといっていいだろう。


お話のほうは基本的にお気楽。なぜかはよく分からないけど、朝子は零戦さんと会話することができ、操縦については搭乗中に零戦さんに教えてもらいながら、だんだん慣れていくといった具合。いちおう空中戦はあるものの、マーカー弾使用なので人死にが出るようなものではなく、操縦風景は実にほのぼの。零戦の操縦方法やら内部構造などのウンチクをたっぷり盛り込みながら、ストーリーは展開していく。


1巻の段階では、朝子が零戦で初飛行。それからそこにツンデレ系のライバルキャラ的お嬢さんのケララちゃんも登場して一勝負。雑誌(漫画アクション)で見たところ、今後は飛行機大会なども行われるようで、引き続き飛行をガンガン楽しみまくっていくらしい。



●太くて固い棒を白い指でクイクイ

というわけで本作は、零戦などのプロペラ式戦闘機に関する知識と、萌え要素が二本柱となっている。正直筆者はミリオタではないので戦闘機についてはよく分からないんだけど、萌え要素がもりもり投入されているな~ってことは分かる。


例えば零戦の操縦シーン。朝子が零戦の操縦桿を握ってクイクイ動かしている様子は、何やらステキな行為を連想させる。さらに零戦さんが朝子に「お嬢さんのにぎっているその棒はなーんだ!?」と問い掛けたり、なかなかにあざとい。足をグッと開いて、その間に操縦桿がにょっきり突き出ている様子も、寓意的かつファンタスティックだ。


また朝子のライバルのケララちゃんも、零戦の滑走路にいきなり飛び出したと思ったら、盛大なパンモロを披露してくれる。もしかしたらパンツのようなものであり、パンツじゃないから恥ずかしくないのかもしれないが……。ちなみにケララちゃんは乳もデカい。それが操縦席のシートベルトで強調されている様子にもソソられるものがある。


まあお話全体で見ると、1巻の段階ではまだ「すごく面白い」ってほどにはなってはいないと思う。でも「飛行機と女の子で萌え萌えにしてやろう!」という作者のやる気はビシビシ伝わってくる。ミリオタの人にとってどうかは分かんないけど、とりあえず少女が空飛ぶ作品が好きな人とか、「めぐみで萌えた!」って人は読んでみるといいんじゃないでしょーか。



漫画「ガンパパ島の零戦少女」1巻
作者本そういち
発売元双葉社
発売日2008年7月23日
価格630円
詳しくはこちら


■しばた@OHPのオススメ漫画の過去記事はこちら
■しばた@OHP


はてなブックマーク Buzzurl livedoor クリップ FC2 ブックマーク Google ブックマーク Yahoo!ブックマーク del.icio.us