おた☆スケたん4号の「デイズ オブ メモリーズ」レビュー

「KOF」や「サムスピ」のヒロインたちと恋愛できちゃう格ゲーファン向けの恋愛シミュレーション

格闘ゲームファンなら誰もがプレイしたであろう名作格闘ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズや「サムライスピリッツ」シリーズのヒロインたちが登場する恋愛シミュレーション、デイズ オブ メモリーズがニンテンドーDS用としてSNKプレイモアから発売されたぞ!

格ゲーの中では決してこちらに微笑むことがなかった強く美しいヒロインたちが、幼馴染として、義妹として、先生やお隣さんとして身近に存在するというなんとも豪華で幸せなシチュエーション。

あの頃かなわなかった夢が今こうして現実のものとなるとは!

●1本の中に3本のソフトが詰まったお得な恋愛シミュレーション

デイズ オブ メモリーズはそもそも携帯端末向けに配信された恋愛シミュレーションだ。現在まで5作品配信されてきた中で、シリーズの1作目から3作目にあたる「Days of Memories~僕と彼女の熱い夏~」「Days of Memories 2~僕の一番大切な君へ~」「Days of Memories~大江戸恋愛絵巻~」の3本をニンテンドーDSカートリッジの中に詰め込んでいる。

3本ともに8人前後のヒロインが登場し、通常の恋愛シミュレーションと同程度のボリュームを持った作品だというのに、それらをまとめて楽しむことができるなんてあまりにも太っ腹だ。総勢20数名のヒロインたちと甘く切ない恋を体験できるなんて、プレイする前からドキドキしてしまう。

●「KOF」のヒロインたちが大集合した「Days of Memories~僕と彼女の熱い夏~」

デイズ オブ メモリーズシリーズの1作目にあたる「Days of Memories~僕と彼女の熱い夏~」のヒロインは「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズや「餓狼 MARK OF THE WOLVES」で活躍するキャラクターたちだ。

主人公は私立清嶺学園の高校生だが、周りを取り巻くヒロインたちがすごい。幼馴染の「麻宮アテナ」と一緒に登校し、部活の後輩である「藤堂香澄」から部活への参加を促され、教育実習生として「B・ジェニー」が現れ、行きつけのカフェバーでは「キング」と親しく話す。隣の部屋に引っ越してきたのは「不知火舞」で、曲がり角で偶然「ユリ・サカザキ」と追突し、転校生として現れたのは「レオナ・ハイデルン」、おまけにライバル経由で知り合ったのは「クーラ・ダイアモンド」だ。こんな羨ましすぎるシチュエーションは聞いたことないぞ! 主人公をぶん殴ってやりたい! と思ったが、その主人公は自分なんだからこれ以上幸せなことはないということか。

ゲームシステムはごく一般的で、昼と夕方にマップ内を移動し、出会ったヒロインと会話をして好感度をあげていく。たまに表示される選択肢ももちろん重要で、変な答えを返しているとヒロインとの仲は進展しないぞ。

▲「KOF」でおなじみのヒロインたちが身近な女の子として存在する幸せ。不知火舞が自分のベッドで無防備に寝ているシチュエーションなんて色々と素晴らしすぎるぞ!


●餓狼MOWやメタスラからも参戦した「Days of Memories 2~僕の一番大切な君へ~」

「Days of Memories 2~僕の一番大切な君へ~」では「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズの「神楽ちづる」「マチュア」にくわえ、「餓狼伝説3」の「ブルー・マリー」、「餓狼 MARK OF THE WOLVES」の「双葉ほたる」や「痛快ガンガン行進曲」の「キサラ・ウェストフィールド」、メタルスラッグシリーズの「フィオ・ジェルミ」と、多数のSNKヒロインが参戦している。さらにオリジナルヒロインの「巳沢雫」に加えて、ゲストヒロイン「麻宮アテナ」も登場するぞ。

主人公は私立清嶺大学の3回生だが、義妹、幼馴染、大学の先輩、大学長の秘書、同級生、謎めいた女探偵と、やはりうらやましいくらいヒロインたちに取り囲まれている。草薙京や八神庵といった人気男性キャラクターが登場しているのも非常に豪華だ。

ゲームシステムは1作目とほぼ変わらず、一般的な内容となっている。ヒロインたちに出会いやすい場所はだいたい決まっているから、なるべく毎日出会えるように心がけていこう。

▲昼と夕方にマップ上を移動するのは前作同様。特定の条件を満たすと強制イベントが起きることもある。イベント画像はニンテンドーDSの上下画面を使った1枚絵だ


●サムスピファン垂涎のヒロインが勢揃い! 「Days of Memories~大江戸恋愛絵巻~」

3作目となる「Days of Memories~大江戸恋愛絵巻~」は、時代背景を江戸時代に移し、「サムライスピリッツ」シリーズに登場するヒロインが勢揃いする作品となっている。

主人公はその日暮らしの浪人で、ブラリと立ち寄った町、江坂でヒロインたちと出会っていく。
ねおじ山では「ナコルル」が鷹のママハハや妹と一緒に暮らし、茶屋「むささび屋」では看板娘の「詩乃(オリジナルキャラクター)」がたくましく店を切り盛りし、河原ではもののけを連れた異国の娘「真鏡名ミナ」が暮らしている。仇討ちのために木刀を振るう「吉野凛花」に、寺子屋で異国語を教える「サヤ」、剣術道場も開いている枯華院には病気でふせっている「命」の姿があり、極め付けにお世話させてくださいと頼み込んできた「いろは」と一つ屋根の下に暮らすことになってしまう。

3作目からはゲームシステムに変更があり、マップ上にヒロインのアイコンが表示されるようになった。狙っているヒロインの居場所が確実に分かるようになり、より攻略がしやすく改善されているぞ。また、毎日の行動に覇王丸との特訓や橘右京との川柳などを選択でき、武力ゲージや知力ゲージの上昇といった要素も追加されている。

▲サムスピの時代背景に合わせて江戸時代を舞台にした3作目。和風メイドのいろはと寝食を共にしながら他のヒロインたちとも恋愛する幸せすぎるシチュエーションだ


●ヒロインのイメージを損なわない丁寧なシナリオ

プレイする前には格闘ゲームから恋愛シミュレーションへという異色の展開に、格闘ゲームでのヒロインたちのイメージが損なわれるのではないかという心配があったが、各ヒロインの設定はそのまま、というかその設定を利用し、昇華させた丁寧なシナリオに好感が持てた。イメージを損なうどころかイメージを引き継いだヒロインが登場することによって、よりゲームの中に入り込むことができる。まさにあの頃の夢が今こうして! といった感じだ。

ニンテンドーDS版のオリジナル要素として、イベント画像を閲覧できる「アルバム」や1度見たエンディング画像を閲覧できる「エンディング」、1度聞いたBGMを再生できる「サウンド」が追加されている。特に「アルバム」はCGコンプリートの目安としても利用でき、恋愛シミュレーションにおいては基本的なシステムとなるため、これはうれしい追加点だ。

ニンテンドーDSでいつでもどこでもプレイできる利便性に基本を押さえたゲームシステム、よく練り込まれたシナリオに、3本詰まったボリュームとくればもう文句のつけようがない。まして過去にプレイした、大好きだったあのゲームのヒロインが登場するとなれば、プレイするためのこれ以上ない理由となるだろう。


デイズ オブ メモリーズ
発売日2007年6月14日
価格5,040円
ジャンル恋愛シミュレーション
プレイ人数1人
メディアDS専用カートリッジ
CEROレーティングB(12才以上)
購入特典オリジナル短冊型ポスターセット
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(C)SNK PLAYMORE

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