■ 小澤亜李&茅野愛衣&加藤英美里「がっこうぐらし!」インタビュー

TVアニメ「がっこうぐらし!」の第10話「あめのひ」アフレコ終了後のくるみ役の小澤亜李さん、めぐねえ役の茅野愛衣さん、太郎丸役の加藤英美里さんのインタビューが到着した。



第10話では、ついに《かれら》化しためぐねえが姿を見せましたね。
茅野愛衣さん:茅野 はい、そうですね……。「あ゛~」ってやりました(笑)。

小澤亜李さん:姿はアレでも、声は茅野さんっていう(笑)。

茅野愛衣さん:いつ《かれら》化しためぐねえの声をやるのかと思っていたんですけど、今回でしたね。ついに来てしまいました。

実際に演じてみて、いかがでしたか?
茅野愛衣さん:うーん、どこまでめぐねえを残すかは、すごく悩みましたね。ただ本番では、くるみちゃんの声を聞きながら「こんな感じかな」と、自然に出た感じでやらせていただきました。思った以上に怖そうな感じになって、よかったです(笑)。

小澤亜李さん:特にAパートの最後が怖かったです(笑)。

くるみたちにとってもつらい展開になりましたが、演じてみていかがでしたか?
小澤亜李さん:台本を読んだときから「つらいな」と思っていたんですが、実際に映像を観ているとどんどん……。ひとりで練習していたときよりも悲しい気持ちになりましたね。思わずため息をついてしまったり。

加藤英美里さん現場でもみんな、ため息をついてましたよね。

小澤亜李さん:前半、後半と順番に収録が進んで、終わったあとに「はぁ、やだなぁ……」って。いのりちゃんは、前半のテストが終わったところで「帰りたい」って言ってましたし(笑)。

加藤英美里さん今までにない空気感だったよね。

茅野愛衣さん:そうそう。みんな、その場にいるのがつらくなって、帰りたくなってた(笑)。

小澤亜李さん:当然、台本を読んでいるので、後の展開はわかっているんですけど、でもやっぱり「あのシーン(※めぐねえと対峙する場面)はつらいな」と。自分の友だちだったり、大好きな人に手をかけるというのはつらいですよね。今まではクラスメイトと対峙したときでも、こう、画面にモヤがかかったような状態でしたけど、めぐねえのときは、どうしてもモヤをかけられなかったんだろうな、って。

茅野愛衣さん:以前、先輩の話があったじゃないですか。あれでもう、かなりしんどくなってて、そのうえで大切な人を手にかけなければいけない。くるみちゃんの気持ちを考えただけでつらいし、助けてあげたくなるんですけど、でも私はめぐねえを演じているので、彼女を襲わないといけないという。

加藤英美里さん&小澤亜李さん:あはは(笑)。

茅野愛衣さん:もう、心がメチャクチャ(笑)。たぶん、めぐねえもツラかったんじゃないかなと思うんですよ。意識はないんですけど、大好きだった子たちを襲わなきゃいけないというのは、かなり精神的に来てるんじゃないかと思いました。

しかも、めぐねえはまだ少し、昔の記憶が残っているような描写もありました。
茅野愛衣さん:そうですね、あの日記のところがもう……。

加藤英美里さんみんなの名前を……。

茅野愛衣さん:あそこもつらかったですね。しかも血がシャッと飛び散って。

小澤亜李さん:くるみの血が。

茅野愛衣さん:「やめて~!」っていう。

小澤亜李さん:太郎丸も、血が涙のように流れているカットがあって。「やだよ、やだよ」って思ってるのかなって。なんだか可哀想な気持ちになりました。

そういえば、加藤さんも今回、《かれら》の役をやられているんですね。
加藤英美里さんそうなんです。《かれら》の犬バージョンをやらせていただきました。

小澤亜李さん&茅野愛衣さん:茅野 あはは(笑)。

加藤英美里さんでも収録していると、今まで仲良くしてもらっていた思い出が蘇ってきちゃいましたね。家でビデオをチェックしているときにも、泣いてしまいましたし……。なかでもやっぱり、美紀。もちろんみんなに対する思い入れも強いんですけど、特に――最初は仲がよくなかった美紀に対する思い入れが強くて。Bパートで、「太郎丸を助けられなかった」と聞いたときの美紀の反応と、そのあとに映る太郎丸のエサ入れのカット。あれを観て泣いたときの美紀の姿はやっぱり……。

茅野愛衣さん:みんな、食器にイラストというか似顔絵が描いてあるじゃないですか。太郎丸のエサ入れにもちゃんと「太郎丸」って名前が書かれてて、「あああ……」という。

加藤英美里さん愛情がどこにも行けずに取り残されている、みたいな。すごく切ない気持ちになりました。

茅野愛衣さん:ぽつんと置かれているのが、なお一層切なくて。犬を飼ってる人だったら、号泣しちゃうかもしれない。

小澤亜李さん:私もビデオチェックの途中で一旦止めて、家で飼ってる犬を触りにいきました(笑)。「ああ―! きみは生きてるね!」って。

茅野さんはどのシーンが印象的でしたか?
茅野愛衣さん:今回、回想シーンで髪を切る場面があったんですが、「ああ、ここだったんだ」と。たぶんみなさんのなかには、めぐねえの髪が短くなったり、長くなっていたり、気になっていた方もいたと思うんです。で、「なるほど、時系列的にはこのタイミングなのか」と思っていただけたんじゃないかな、と。

小澤亜李さん:今までの伏線がここで繋がる。

茅野愛衣さん:そうそう。ゾッとしたり、いろんな思いを抱いてもらえたかな、と思います。

小澤亜李さん:きっと第3話を観直すことになりますね(笑)。

もうひとつ、第10話を観ていて、物語のカギを握ることになるのはやはり、ゆきかなとも思いました。みなさんから見て、彼女の姿をどのように受け止められていますか?
小澤亜李さん:ゆきはやっぱり、すごく友だち想いで。くるみに対してもそうでしたけど、ちゃんと動ける子なんですよね。

加藤英美里さん「いざというときには助けてくれる」と、くるみも前に言ってましたしね。きっと本能的に「みんなが困っているなら、わたしがなんとかしなきゃ」と行動したんだろうな、と。

茅野愛衣さん:あの真っ直ぐさはどこからくるんだろう? 今日、みんなで話してたんですけど、きっと『がっこうぐらし!』は、ゆきちゃんがいないと成り立たないんですよ。もしゆきちゃんがいない状態で、くるみちゃんが《かれら》化してしまったら、残されたりーさんが彼女を手にかけて、みーくんはそれを見てるだけで……って。

小澤亜李さん:絶対に上手く行かないですよね。

茅野愛衣さん:あと、みーくんがいなくても無理かな。

加藤英美里さんもしショッピングモールでみーくんと出会っていなかったら、りーさんは暴走してそうですよね。《かれら》化したくるみを手にかけて、そのあとゆきちゃんも自分もろとも……っていう。

小澤亜李さん:うわー! バッドエンドー!!

加藤英美里さんでも、りーさんならやりかねない(笑)。

小澤亜李さん:もう限界が来てますからね。

茅野愛衣さん:「私が楽にしてあげる」で、『がっこうぐらし!』完! みたいな(笑)。だからやっぱり、誰が欠けてもたぶん、この話は成立しないんだなというのは、すごく感じるんですよ。そもそもりーさんがいなかったら、学園生活部は今みたいな形で成り立っていないだろうし。

小澤亜李さん:たぶん誰ひとりとして生き延びられなかったんじゃないかな、っていう。

茅野愛衣さん:今日はそんな怖い話をしてました(笑)。

物語的には、そろそろクライマックスという展開になってきましたが、このあとの展開で気になるポイントはどこでしょうか?
小澤亜李さん:うーん……。そうですね、くるみも太郎丸も、まだ感染して間もないので、助かるのかどうか。やっぱりそこが気になります。ただ、オリジナルの要素がたくさん入っているので、全然先の展開が読めないんですよ。スタッフさんに聞いても「お楽しみに!」って、教えてくれないし……。

あはは(笑)。
茅野愛衣さん:私たちは、わりと聞いちゃってるかもしれないですね。

小澤亜李さん:あっ、そうなんですね!

加藤英美里さんそう、《かれら》側なので(笑)。ざっくりと「こういう感じです」というのを。

小澤亜李さん:あ~っ!(笑)

茅野愛衣さん:そもそも私は、途中で出番がなくなる作品だと思っていたので。第3話の時点で、「あと2話くらいかな」と思っていたので、こんなに長く出演することになるとはっていう(笑)。

加藤英美里さんただ、4人にはやっぱり無事に助かってほしいなとは思いますね。そういう希望は持ちたい。

茅野愛衣さん:だよね。そのための犠牲と思えば苦じゃない(笑)。たぶん、太郎丸にしてもめぐねえにしても、それぞれに決着がつくとは思うので、そこがどんなふうに描かれるのか、楽しみにしてますね。ちょっと怖いですけど(笑)。

加藤英美里さん太郎丸を演じている以上、このあとの太郎丸がどうなるのかが一番、個人的には気にはなりますね。第10話で「薬があるかも」みたいな話が出てきましたが、どれくらいの量が残ってて、どう使われるのか。くるみだけを助けられるのか、それともほかの人も助けてあげられるのか、そのあたりも気になります。

「がっこうぐらし!」は、原作:ニトロプラスの海法紀光さん、作画:千葉サドルさんにより「まんがタイムきららフォワード」で連載中の漫画が原作。当たり前の日々が失われた学校に寝泊まりしながら学園生活を過ごす“学園生活部”の女の子たちの日常が描かれている。

主人公の丈槍由紀(ゆき)役を水瀬いのりさん、シャベルを愛する恵飛須沢胡桃(くるみ)役を小澤亜李さん、みんなをまとめる若狭悠里(りーさん)役をM・A・Oさん、唯一の2年生の直樹美紀(みーくん)役を高橋李依さん、学園生活部の顧問を務める教員のめぐねえこと佐倉慈役を茅野愛衣さん、学園生活部のマスコット的存在で柴犬の太郎丸役を加藤英美里さんが演じている。

■TVアニメ「がっこうぐらし!」イントロダクション
学校に寝泊まりする“学園生活部”の4名、ムードメーカーのゆき、シャベルを愛する(?)くるみ、皆をまとめるりーさん、しっかり者の後輩みーくん。おっとりとした顧問のめぐねえに見守られながら、朝ごはんに乾パンを食べたり、屋上の菜園でプチトマトを収穫したり、部屋から逃げ出した犬“太郎丸”を追って学校中を走りまわったり……時に大変なこともあるけれど、それ以上に楽しさがあふれている、みんなと一緒に暮らす日々──彼女たち“学園生活部”は、今日も元気いっぱい活動中! 「わたしたちは ここにいます」

(C)Nitroplus/海法紀光・千葉サドル・芳文社/がっこうぐらし!製作委員会
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