■ 水瀬いのり&高橋李依の「がっこうぐらし!」第11話アフレコ後コメント

TVアニメ「がっこうぐらし!」の第11話「きずあと」アフレコ終了後のゆき役を演じる水瀬いのりさんとみーくん役の高橋李依さんのインタビューが到着した。



前回から引き続き、第11話は緊迫した展開になりましたね。
水瀬いのりさん:はい。もうすでに原作を読んでいたので、こういう話になるだろうということは、第1話の収録のときからわかってはいたんですけども(笑)。

高橋李依さん:そうですね(笑)。

水瀬いのりさん:でも台本をいただいて、実際に読んでみると、こう……。第1話とか第2話の頃、みんなで普通の日常を楽しんでいた時間が、とてもかけがえのないものだったんだな、ということに気づかされました。そろそろ本格的に物語も終わりに向かっていて、きっとこの第11話をご覧になった方は「早く来週になれ!」と思っていそうなんですが(笑)、私自身も早くこのあとの展開が知りたくて仕方がないですね。

高橋さんはいかがでしたか?
高橋李依さん:ひと言でいうと、ショックが大きかったです。今回のアニメ版は1週ずつ、学園生活部の4人の描写を積み重ねて、ここまで来たというのがあると思うんです。彼女たちと一緒に歩んできたからこそ、みーくんたちの葛藤を改めて、自分のものとして感じることができたというか……。めぐねえに手を下すことに関しても、最初は「私がやらなきゃならないなら、やります」というくらいの感じかと思っていたんです。でも、実際にめぐねえと対面したときには、やっぱりすごく葛藤があって。これまでの話の積み重ねがあってこその、この第11話になったんじゃないかなと思いました。

今回はシリアスなシーンがずっと続きましたが、印象に残ったシーンというと?
高橋李依さん:私は、ゆきちゃんのシーンが印象的でしたね。特に、ラストの涙を流す場面。私アフレコブースで座りながら、音をたてないように顔をくしゃくしゃにして泣いてしまいました……。

水瀬いのりさん:あのシーンについていえば、家で台本を読んでいたときと、実際に本番で茅野さんとお芝居をさせていただいたときで、また別の感情が出てきたんです。目で読んでいただけではわからなかったものが、本番でポッと出てきたというか。茅野さんと一緒にお芝居をすることで、より一層、ゆきと重なることができた気がします。

なるほど。
水瀬いのりさん:自分としては微力ながら、成長していくゆきの背中をちょっとは押せたのかな、と思っていて……。最後の涙も、きっとゆきのなかでは「悲しい」とか「つらい」だけじゃない涙だと思うんですよね。いつもならワーッと大きな声で泣いちゃいそうな場面なんですけど、そこで声を押し殺して泣いていたじゃないですか。そこには決意というか、変わらなくてはいけないという思いも入っていたんじゃないかな、と思っていて。そこは、これまでのゆきと大きく違うところで、涙をこらえて次に進む、という決意がすごく出てた気がします。ゆきはすごく立派だな、って。

水瀬さん自身が印象的だった場面はどこでしょうか?
水瀬いのりさん:ラストも印象的だったんですけど、今回は、ゆきが現実を知って、受け入れるシーンがいくつかあったんです。そういう場面では、ゆきの怯えというか、ちょっと驚いたような表情がいくつか出てきたんです。今まで笑顔が多かったゆきでさえも、現実を知ると、パニックになるんだなって。そういう描写はこれまでほとんどなかったので、いい意味で、ちょっとゾッとしたというか。ゆきが本来持っていた、暗い部分が見られた気がします。

高橋さんが演じているみーくんもまた、これまでには見せなかったような表情を見せてくれましたね。
高橋李依さん:これまではシリアス担当……というわけでもないんですが(笑)、今回は彼女のちょっと弱い部分も見られたかなと思います。みーくんは、ショッピングモールで圭ちゃんと過ごしてきた過去があって。それを経て、精神的に強くなったのかなと思っていたんですが、学園生活部のみんながバラバラになって、ひとりきりになったときにウワッと一気に不安感に襲われる。やっぱり、彼女も先輩たちに支えてもらっていたんだな、と。

あとは、太郎丸との場面も非常に重いシーンでしたね。
高橋李依さん:そうですね。太郎丸とめぐねえの対峙を思い浮かべてしまう場面では、みーくんの目元からじわっと涙があふれてくるんですけど……。太郎丸役の加藤英美里先輩と一緒に収録をさせていただいていて、英美里さんが「ワンワン!」って鳴いた瞬間、私も今までの思い出や伝えたい事が一瞬でたくさん溢れてきて、だからこそ「……太郎丸…」と名前をつぶやくことが精一杯で。みーくんがそれ以上何も言えない気持ちがわかりました。

視聴者のなかでも「泣いた」という人が多そうですね。
高橋李依さん:太郎丸とは、毎話数じっくりと時間をかけた流れがありましたからね……。特に原作から読まれた方は、太郎丸と出会った当初はこんなにかけがえのない存在になるとは思ってなかったんじゃないでしょうか。あと、今回の話では、みーくんは相手の名前をよく呼ぶのですが、その呼び方に、みーくんが思う相手に対する気持ち――信頼だったり尊敬の気持ちだったり、今までの関係を踏まえて、いろんな感情をそれぞれに乗せて呼びかけました。離れている時こそ、名前を呼ぶのって大切にしたいなって思って。

あと、くるみとりーさんの2人にも、これまでにない苦難が待っていましたね。
高橋李依さん:見ていて思わず「あーっ! ダメダメ! やめてください! 早く誰か来て!」って思っちゃいました(笑)。

水瀬いのりさん:自分がりーさんの立場だったら、どうしたかな? というのは、ちょっと考えちゃいましたね。もし大事な人がああいう状況になったときに、自分は「できるのか!?」っていう。くるみちゃんとりーさんって、一見、似たタイプじゃないですよね。活発なボーイッシュ系と、みんなのことを遠くから見守っているお姉さんタイプ……なんですけど、2人はゆきとみーくんのことをさりげなくフォローしてくれていて、きっと2人の間には見えない信頼の糸みたいなものがあると思うんですよね。そういう相手がああいうふうになってしまって、しかも自分が手を下さないと、もしかしたら自分も《かれら》になってしまうかもしれない。そうやって追い込まれるりーさんがすごくかわいそうで……。だから私のなかでは「りーさんの心のケアを誰かしてあげて!」っていう(笑)。それくらい、ツラいシーンでしたね。

なるほど。では、そろそろ物語もクライマックス間近という状況ですが、これからの展開で期待しているところを、それぞれ教えてください。
水瀬いのりさん:私、どういう終わり方になるか、まったく知らなくて……。

高橋李依さん:ぜんぜん聞いてないんですか?

水瀬いのりさん:うん(笑)。

高橋李依さん:私も聞いてないんですよ。だから、本当にこれからどうなるか、わからなくて……。本当に4人が戻ってこられるのか? あと、誰が誰を支えてあげられるのか、今、一番気になってます。

水瀬いのりさん:今回、みーくんが薬を見つけることができて、それが次回への希望に繋がったかなと思うんです。「これがあれば太郎丸も、もしかしたら助かるかもしれない」みたいな感じもあって……。私としてはやっぱり、太郎丸も救えるようなラストになると嬉しいなとは思うんですけど……。

あと、このまま学校に居続けられるのか、というのも大きなポイントですよね。
高橋 屋上が燃えてましたからね。

水瀬いのりさん:バリケードの外にも《かれら》がいっぱい押し寄せてきてたし……。今回、最後の場面でゆきが立派に成長を遂げたので、彼女が次にどういう行動を起こすのか。前に進んでいる感じはあったので、どうかハッピーエンドが待っているといいなと思います。

「がっこうぐらし!」は、原作:ニトロプラスの海法紀光さん、作画:千葉サドルさんにより「まんがタイムきららフォワード」で連載中の漫画が原作。当たり前の日々が失われた学校に寝泊まりしながら学園生活を過ごす“学園生活部”の女の子たちの日常が描かれている。

主人公の丈槍由紀(ゆき)役を水瀬いのりさん、シャベルを愛する恵飛須沢胡桃(くるみ)役を小澤亜李さん、みんなをまとめる若狭悠里(りーさん)役をM・A・Oさん、唯一の2年生の直樹美紀(みーくん)役を高橋李依さん、学園生活部の顧問を務める教員のめぐねえこと佐倉慈役を茅野愛衣さん、学園生活部のマスコット的存在で柴犬の太郎丸役を加藤英美里さんが演じている。

■TVアニメ「がっこうぐらし!」イントロダクション
学校に寝泊まりする“学園生活部”の4名、ムードメーカーのゆき、シャベルを愛する(?)くるみ、皆をまとめるりーさん、しっかり者の後輩みーくん。おっとりとした顧問のめぐねえに見守られながら、朝ごはんに乾パンを食べたり、屋上の菜園でプチトマトを収穫したり、部屋から逃げ出した犬“太郎丸”を追って学校中を走りまわったり……時に大変なこともあるけれど、それ以上に楽しさがあふれている、みんなと一緒に暮らす日々──彼女たち“学園生活部”は、今日も元気いっぱい活動中! 「わたしたちは ここにいます」

(C)Nitroplus/海法紀光・千葉サドル・芳文社/がっこうぐらし!製作委員会
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